ぺネトレーションテスト用PCのセットアップ

Amazonで購入したCHUWIのノートPCにぺネトレーションテスト用のOSを導入するまでのあれこれ。

使用した準備物として、普段使いしているMacと、CHUWI GemiBook XPro、USBメモリー(16GB以上)を用意。

パーティションを割る

まず最初にWindows11へログインしてパーティションを割る(複数のOSをインストールするためにディスクを複数のディスクに分割する作業)ところから始めた。

検索で「ディスクの管理」、または「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」と入力してディスクの管理画面を表示します。
パーティションを割りたいドライブを選択して「ボリュームの縮小」を選択。

続いて「縮小する領域のサイズ」に分割したいサイズを入力する。
もともと256GBあったので、以下になるように分割しました。

OS:容量:用途:
Windows128GB貴重なWindows環境
Ubuntu64GB普段使いや、開発環境として使用
ParrotOS64GBペネトレーションテスト用環境
OSの種類、サイズ、用途

インストール用LiveUSBを作成

続いてWindows上で「balenaEtcher」というライティングソフトを用意しインストールしておく。

今回インストールする「Ubuntu Desktop」と「ParrotOS」のISOイメージをダウンロードしておく。

早速USBメモリを挿入して「Flash from file」に書き込みたいイメージを選択、その後「Select target」で挿入したUSBメモリを選択し、「Flash!」で書き込み開始。

書き込みが終わったらUSBメモリを挿しっぱなしのまま、シャットダウンしてください。

シャットダウンし終わったら、電源ボタンをおしてBIOS画面からUSBメモリからの起動を選択。
CHUWI GemiBook XProの場合「F7」キーを立ち上げ時に連打。

あとは流れで先ほど作成したパーティションにインストールできるかと思います。

OSのインストール用に使用したLiveUSBは、PCに挿しても”正しく認識できなくなる”ので、Macの場合は以下のコマンドでフォーマットし直すと、通常のUSBメモリに戻ります。

# ディスク一覧を表示、USBメモリのサイズからマウントポイントを推測
$ diskutil list

# 対象のボリュームをアンマウント(/dev/disk2の箇所は上記で推測したもの)
$ diskutil unMountDisk /dev/disk2

# Mac用のHFS+でフォーマット場合
$ diskutil eraseDisk HFS+ Untitled /dev/disk2
# Win用のFAT32でフォーマット場合 ボリューム名は大文字のみ
$ diskutil eraseDisk FAT32 UNTITLED /dev/disk2

上記の方法でUSBメモリを通常の状態に戻した上で再度OSインストール用のLiveUSBを作成して複数のOSをインストールしました。